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保険適用で知らなかった事

Prescription

始めまして。システム部に所属しておりますハリスです。

保険は保険でもソフトとは関係ないですが、身近に起こった出来事を書いてみます。

私の住む自治体では、年中になる年に視力・聴力検査が行われます。

視力でのお話しです。

自宅と保育園・幼稚園で2回検査をするのですが、お恥ずかしい話・・まだどちらが穴が開いているかという事を理解できないんだと思っていたのです。

精密検査の案内が届き、そこでも疑わなかった私。

専門機関を受診するように言われ、検査中にも飽きてきている様子の子供にだんだん不安を覚えていきました。

精密検査が2回行われ、弱視という診断を受けたのですが・・・

そもそも弱視って何??と視力の良い私には????が沢山浮かぶ始末。

先生からの話と調べた内容によると、視覚の感受性期の期間内に、網膜上に鮮明な像が結ばないことにより、視覚中枢の発達が妨げられて、視力が出にくい状態をいい、将来的に眼鏡等で矯正したとしても十分な視力が出なくなるんだそうです。

 

つまり脳に原因があるということです。

 

斜視など目に見えて分かるものがあれば、治療開始は早いのだそうです。

うちの場合は、回りの大人は皆気付かなかったと言っていましたし、親の私でさえそうでした。

今でさえ、本当?と思っているくらいです。

とはいえ、子どもの為にできる事はしないとなりません。

眼鏡を使用して、視力を発達させるという事が治療となるのですが、このメガネ・・・とても高いのです。

常にかける事が大切なのでフレームの丈夫さ、レンズも遠視・乱視も強度だったので可能な限り重たくならないように薄型である必要が出てきて、旅行でも行けるのでは?というくらいの額になってしまいました。

そんな時に眼科の先生と眼鏡屋さんから薦められたのは、”保険適用”になる事でした。

平成18年4月1日より、小児の弱視、斜視および先天白内障術後の屈折矯正の治療用として用いる眼鏡およびコンタクトレンズの作成費用が、健康保険の適用となり、患者様負担割合以外の額が療養費として償還払い扱いで、患者様に給付されることになりました。

という制度を利用する事に。

 

・「弱視治療用にメガネが必要である」と眼科医の診断・証明があり9歳未満であること。

・金額は厚労省の資料より

メガネ購入の場合は
上限:36,700円×1.03=37,801円

保険適用により
37,801円×0.7(3割負担)=26460円

購入されたメガネ代金の約7割の補助が受けられます。(患者は3割負担と同じ)
※ 2割負担の方は8割。

・3歳未満の場合は自治体により乳幼児医療の適用が受けられることがある

 

言われなかったら知りませんでした。

眼鏡屋さんで言われましたが、書き方次第で保険適用外になったり未だに知らない先生もいらっしゃるそうです。

それでもやはり高額で自己負担は出てしまいますが、有難い制度でした。

調べてみたら、他にも結構知らない制度がありました。

高額になるような時以外でも、これって何か助成がないかな?と一度調べてみる事は大切だなと思った出来事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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