ここ1〜2年の間、IT業界では、パソコン、タブレットやスマホの”出尽くした感”から「イノベーションを起こすほど革新的なアイテムやガジェットが出てこなくなった」と言われています。
ガジェット好きな私としては残念でなりませんが、最近、にわかに注目され始めたガジェットが有ります。それが「アシスタント端末」と言われるアイテムです。
アシスタント端末を、ざ〜っくりと説明をすると「音声命令により、アプリや接続された機器を操作する」ための専用端末です。
これまでにも似たような機器は発売されてきましたし、近年のスマホやタブレットでは「Hey Siri!」「OK, Google!」なんて合図で電話やメール、ネット検索が出来たりしますので、さほど目新しい話ではないと思います。
でも、個人的には「まともに認識してくれないし、何回も同じこと言わないと認識しないし、恥ずかしいし・・」ということで、まともに使ったことはありませんでした。と言うより、実用的なレベルには程遠い・・という方が正しいでしょうか。
しかし、アシスタント端末の登場により状況は変わりつつあるようです。
実物を触ったことがあるわけでもなく、色々な情報を見聞きしているだけなので「変わりつつあるようです」としか言えないのですが、「○×さんに電話して」と言えばリビングの大画面でビデオ通話が始まり、「△□を注文して」と言えば翌日には商品が届き、「☓☓に行くからタクシー1台お願い」と言えばタクシーがやって来る。
そんな子供の頃にみたマンガやアニメの世界が繰り広げられるのか?と思うと、ちょっと楽しみですよね。まあ、そんなことになるまでには、もう少し時間がかかるとは思いますが、そんなに遠くない将来に実現されそうな気がします。
ちなみに、この世界で先行しているのは、AppleでもGoogleでもなく「Amazon」です。掲載している画像は「Amazon echo」という商品なのですが、残念ながら、まだ日本では発売されておりません。早く日本語に対応して、日本で発売されると良いですね〜。
Amazonは、もはや「世界最大のショッピングサイト」というだけではなく、IT産業の一翼を担い、AppleやGoogleと対抗できる、立派なテクノロジー企業なんですね。
【ボン】