アロー関数(Arrow function)を利用すると、関数リテラル(無名関数 匿名関数)をシンプルに記述することができるようになります。
コードも可読性を上げて、メンテナンスを容易にするためにも、ぜひ覚えて使えるようになりましょう。
■基本的なアロー関数の記述方法
(引数) => {関数の本体}
■アロー関数は条件によってさらに簡素化できます。
①関数の本体が一文である場合は、{…}の「{」と「}」を省略することができます。
②引数がひとつの場合、引数のカッコも省略できます。
③引数がない場合、「()」と記述します。
■アロー関数での、this の取り扱いについて
・通常の無名関数で this を使用すると、その呼び出し元のオブジェクトになります。
・一方、アロー関数式で宣言された関数は、宣言された時点で、thisを確定(=束縛)させてしまいます。