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8月6日

広島では6日、73回目の「原爆の日」を迎えました。

平和記念公園では平和記念式典が開かれ、被爆者や遺族の方々の慰霊の祈りに包まれました。

 

原爆投下から73年ということで、被爆者の高齢化に伴い被爆経験の語り部の方々も少なくなっています。

被爆者の方の体験や、いかに原爆被害を次世代に伝えていくかの取り組みで、広島市と長崎市では本人に代わって語り継ぐ「伝承者」の養成を行っています。

来年度からは厚生労働省の支援も始まり、今までは被爆者本人だった海外派遣も伝承者が担っていくようです。

 

また、平和記念資料館の耐震工事の過程で、原爆投下で壊滅した街並みが地下に残されていることが判明しました。

これらの被爆遺構の一部を保存・展示しようと、広島市は今年度中に試掘調査に乗り出し、2020年の公開を目指しているそうです。

 

核兵器の恐ろしさを伝え、二度と広島、長崎の惨禍が繰り返されることのないよう後世に残していくことが大事ですね。

様々な活動が奪われた命や暮らしに思いをはせるきっかけになればと願います。

 

シマ

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